
総合ブライダル企業様へ「色」を納品したおはなし
シンシアカラーズでは、企業様・ブランド様の”らしさ”を活かしたパーソナルカラーコンテンツの企画・制作を行っています。今回は、ブライダル総合企業様より、成約者様(花嫁様)限定のワークショップでご使用いただく「オリジナルパーソナルカラーチャート」をご依頼いただいた事例をご紹介します。
目次
【ご依頼の背景】
きっかけは、あるブライダルフェアでのご縁でした。会場でのパーソナルカラー診断イベントをきっかけに、シンシアカラーズではオリジナルのカラーチャートを販売しているのかというご質問を受けました。もちろんご用意はあるのですが、弊社のカラーチャートは汎用性の高いものですので、「せっかくであれば御社のドレスラインナップをもとにした、御社ならではのカラーチャートを制作してはいかがですか」とのご提案をさせていただきました。
すでに一般的なパーソナルカラーの知識をお持ちの中で、ご要望として挙がったのは次の2点でした。
●ドレスの色味を活かしながらも、自社ならではのオリジナリティを出したい
●ドレスの参考だけでなく、日常生活でも活かせるカラーコンテンツにしたい
既存のリーフレットをそのままコピーするのではなく、「このブランドだからこそ」のカラーチャートを求めていらっしゃったのが印象的でした。
【制作のアプローチ】
①ドレス写真からのカラー抽出
まず、4シーズン分・50着を超えるドレス写真をお預かりし、1着ずつ色味を確認しながら、各シーズンのカラーコードを指定していきました。単に画像の色を機械的に抽出するのではなく、実際の生地の質感や照明による見え方の違いも考慮しながら、パーソナルカラーアナリストの目で丁寧に色を拾っていきます。
②「らしさ」を出すための補色設計
ドレス由来の色だけでなく、全体のバランスを見ながら補色を追加。花嫁様が主な利用者であることを踏まえ、リップやチークの参考になる色味も意識して構成しました。結果として、80色中の多くがブランド様の実際のドレスに由来する、他にはないオリジナルのカラーチャートに仕上がりました。
③何度も重ねた微調整
色というのは、単体で見るのと並べて見るのとでは印象が大きく変わります。今回も、一覧化して初めて気づいた「似ている色」「季節間でのバランスのズレ」を一つひとつ検証し、彩度・明度を調整。名前とカラーコードの整合性まで細かく確認しながら、80色すべてに納得感のある仕上がりを目指しました。
【完成したカラーチャート】
最終的に、4シーズン×20色、合計80色のオリジナルカラーチャートが完成。ドレス写真・色名(日本語/英語)・カラーコード(HEX/RGB/CMYK)を一覧化し、ワークショップ当日にそのままご活用いただける形でお渡ししました。
あわせて、
・配色の考え方(似合わせる/引き立てる、コーディネートへの応用)
・各シーズンの色の特徴
・ブラウン系・定番色の日常での使いどころ
・メイクカラーの選び方の目安
といった、色の”使い方”などのご案内も参考までに添えさせていただきました。
【オリジナルのカラーコンテンツをご検討の企業様へ】
パーソナルカラーは、正解が一つではありません。理論を土台にしながらも、その企業様・ブランド様が本当に届けたいものに寄り添って初めて、意味のあるコンテンツになると考えています。
シンシアカラーズでは、パーソナルカラー診断にとどまらず、企業様の商品・空間・お客様に合わせたオリジナルカラーコンテンツの企画・制作を承っております。
衣裳店様はもちろん、コスメ・ヘアカラー・ネイルなど、”色の選択肢が多い商材”を扱う企業様からのご相談もお待ちしております。「うちの商品でもこんなことができるかな?」という段階のご相談も歓迎しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
【ご担当者様からよくいただくご質問】
Q. 自社の商品(ドレスほかアパレル、コスメなど)の写真があれば対応できますか?
A. 基本的には、商品写真をお預かりして色を抽出・分類する形で進めます。写真の解像度や撮影環境によって見え方に差が出ることもあるため、可能な範囲で自然光や標準的な照明下で撮影されたお写真をご用意いただけますと、より精度の高い色指定が可能です。
Q. 納品物はどのような形式になりますか?
A. 色名(日本語・英語)、カラーコード(HEX/RGB/CMYK)、由来となった商品写真をまとめた一覧データ(Excel等)でお渡しします。デザイン済みの完成資料ではなく、貴社のデザイナー様やデザイン会社様がそのまま転記・活用いただける「色の仕様書」としての納品です。デザインそのものの制作をご希望の場合は、別途ご相談ください。
Q. 何色くらいのボリュームで依頼できますか?
A.数色単位の追加・差し替えから、数十色規模の新規制作まで、ご要望に応じて承っております。一度に全カラーを揃える必要はなく、まずは一部のシーズン・カテゴリーからのスモールスタートも可能です。
Q. ブライダル業界以外でも依頼できますか?
A.はい。今回はブライダル業界での事例ですが、アパレル、メガネなどの小物、コスメ、ネイルなど、商品ラインナップの中からパーソナルカラー分類を整理したい企業様からのご相談を広くお受けいたします。
