候補者の服装・ポスター・WEBサイトなどの色使いがイメージを左右する
4月16日、衆議院の補欠選挙が告示されました。選挙では各政党・候補者の政治理念や政策が最も重要ですが、ビジュアルのイメージもまたその結果に大きな影響を与えると言われています。政党のイメージカラーが有権者にどのような印象を与えるのか。色に焦点をあてて、選挙戦のイメージ戦略について考えてみましょう。
選挙戦における色使い。色そのものがもつイメージを理解していれば、実はそれほど難しい話ではありません。政党カラーとしてよく使用されている色のイメージ、特に選挙の勝敗に影響しそうなイメージワードを抽出してみましょう。各色から思い浮かぶ政党はありますでしょうか。
●青
清潔感、爽やか、信頼感、知的、落ち着いた、真面目、クール
●緑
安心感、癒し、若々しさ、ナチュラル、新鮮、安全、平和、公平
●橙
元気、明るい、カジュアル、楽しい、積極的、親しみやすい、
●黄
明るい、楽しい、喜び、幸福、躍動、にぎやか、暖かい、活動的
●赤
リーダーシップ、やる気、情熱的、強い、活動的、エネルギー
●白
清潔、潔白、善、純粋、神聖、無垢、真面目、上品、爽やか
一言で青といっても、いわゆる正真のブルーからロイヤルブルーのように濃い青までありますし、緑も同様に、濃い緑もあれば黄みがかった緑も見受けられます。それらのちょっとしたニュアンスの違いがまた異なる印象を生み出します。
陣営が身に着ける服装から各種ツールまで、全てにシンボルカラーを反映することで、さらなる効果が期待されます。色をひとつの戦略として活用することは、それぞれが伝えたいメッセージをブレずに真っ直ぐ届けることにも繋がるのです。
この法則は選挙戦だけのものではありません。ビジネスでのプレゼンや営業活動においても同じこと。覚えていて損はないかと思いますので、よかったら頭の片隅に置いておいてください。
シンシアカラーズでは、各社様のご要望に添った内容のカラーセミナーをプランニングいたします。色を活用した企業イメージ、人物イメージ戦略のご相談も承ります。お気軽にご相談ください。
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