
「組合の企画だから敬遠される」を変えるヒント——体験型パーソナルカラーセミナーの場合
セミナーのご依頼をいただく際、ご担当者様からこんなお言葉をいただくことがあります。
「労働組合の企画というだけで敬遠されてしまい、人が集まらないのが現状なんです。」
身につまされます。イベントを企画する側の苦労、声をかけても反応が薄い空気、それでも何とかしたいという気持ち。その重さが、この短い文章の中に詰まっています。
今回ご紹介するのは、2026年5月に実施した、ものづくり産業を中心とする組合様でのパーソナルカラーセミナーのお話です。こちらのご担当者様も、そんな戸惑いを抱えておられました。
今後セミナーをご検討される組合ご担当者様の参考になりましたら幸いです。「組合のイベントだから」と諦める前に、参加者が足を運びたいと思う企画のヒントを、ぜひ当日の様子から見つけてみてください。
目次
【開催概要】
●日時: 2026年5月30日(金) 14:00〜16:00
●会場: 組合会館
●参加者: 18名
●診断士: 武田実佳(講師)、土谷久美子、岡部あかね、中西明香理
●内容: パーソナルカラー基礎(40分)/グループ診断(50分)/診断結果を「知っている」から「使いこなす」へ (30分)
今回は、昨年に引き続き二度目のご依頼でした。
前回もご参加くださったご担当者様より、「未だにセミナーを思い出しては会話するほど、有意義な時間を過ごすことができました。前回地域を限定したため、参加が叶わなかった者より要望があり参加者の範囲と人数を少し広げ、再度実施したいと考えています」とのご連絡をいただいたことがはじまりでした。
男性参加者がいらっしゃる旨を事前にお知らせいただいたため、パーソナルカラー診断に加え、男女ともに夏に取り入れやすい「ブルー診断」コーナーをご用意。診断士全員がそれぞれのシーズンカラーの青を着用して臨み、セミナー中に「種明かし」をするという演出で、似合う色の効果をリアルに体感いただける構成でお届けしました。
【参加者18名、週末午後のセミナー】
2026年5月、さいたま市内の会議室。参加者は18名。女性セミナーという名目でしたが、男性5名も加わってくださいました。
「週末の午後」
日頃から組合活動に距離を感じている方が多いとするならば、たとえパーソナルカラーに興味を持っていたとしても、土日の午後という条件はさらなるハードルとなり得ます。組合主催のセミナーに人を集めるご苦労、想像に難くありません。
そんな中、ご参加くださる皆さまは楽しみしておられるだろうか。パーソナルカラーと聞いて、皆さまどんな顔で来られるだろうか——毎度のことながら、私たちもどきどきします。
でも、始まってみれば……
「男性でも受ける人いるんですか?」 「おじさんでも大丈夫ですか?」——最初は恐る恐るだった男性陣が、診断が進むにつれて、いつのまにか一番盛り上がっていました。色を通じてお互いの新たな一面を発見したり、自己肯定が高まるシーンが次々と生まれていました。
「オータムの色で自己肯定感を上げていきます!」
男性参加者の方からいただいたこの言葉は、私たちにとっても忘れられない一言となりました。
【体験を持ち帰る】

今回のセミナーで特に反響が大きかったのが、ブルーのドレープ体験コーナーです。
夏に取り入れやすい「青」をテーマに、フォーシーズンそれぞれの青いドレープを全員に試していただきました。同じ「青」でも、人によってこんなに似合い方が違う。その発見が、参加者同士の「褒めシャワー」を自然に生み出していました。
実はこの日、診断士全員が自分のシーズンカラーの青を身につけて入室しました。
セミナーが始まる前から、「なんか、みなさん華やかですね」と気づいてくださる方も。その「種明かし」がセミナー序盤の大きな盛り上がりになりました。
クイック診断後に、あらためて自分色の青ドレープを当てた瞬間の表情、隣の人への「それ、すごく似合う!」という声、スマホで撮り合う写真……
「あなたのシーズンは●●です」
「あなたの似合う色はこの色グループです」
もちろんこれを知れるだけでも充分な体験にはなりますが、「今すぐ取り入れられるコツ」をできるだけわかりやすく、具体的にお届けしたいと考えています。その到達ラインが、シンシアカラーズの考える「よき体験」です。
その場にいた全員に、自分色を持ち帰ってほしい。「聞くだけ」のセミナーと「体験する」セミナーの違いは、ここにあると思っています。
【データで見えてきた、興味深い傾向】
シンシアカラーズでは、セミナー後に診断結果をデータとして記録しています。今回の結果を、昨年同組合様のデータおよびシンシアカラーズの累計平均と比較してみました。
▶ブルべ率の高さに注目!

今回の組合様は、2年連続でブルベ(サマー・ウィンター)比率がシンシアカラーズ平均を大きく上回りました。
あくまで私どもの診断データの範囲での話ですが、これまでの経験でも、技術系・理系・金融系の企業様はブルベ比率が高めに出る傾向があります。一方、ホテルや接客業など、コミュニケーションが主軸となるサービス系の企業様ではイエベ比率が高めになることも。
パーソナルカラーのシーズンには、色彩イメージとリンクした内面的な特徴もあると言われています。
●サマー:品格がある/整理能力がある/意志が強く忍耐力がある
●ウィンター:存在感・発言力がある/自分軸がある/周囲を調和させる
比率の高かったブルべさんたちが誇る持ち味、「緻密さと忍耐力」「強い意志と調和」。ものづくりの現場を支える皆様の印象と、どこか重なるようにも思います。
【週末の貴重な時間。足を運んでもらう理由をつくる】

日頃から組合活動に距離を感じている若い世代、女性たちを対象に週末セミナーの声掛けをする。出席者を増やすためには、幾重ものハードルを越えねばなりません。
「体験して何かを持ち帰れるコンテンツ」。ここにハードルを越えるためのひとつの答えがあるのではと考えます。
この組合様は二度目のご依頼でしたので、私たちとしても同じことの繰り返しではなく、プラスαの体験をお持ち帰りいただきたい、という想いが強くありました。
昨年のアップデート版といいましょうか。今回の「ブルー診断」は、男性やビジネスシーンに身近な色という視点でのプラスα企画でした。恐らく出席者の方が想定されていたであろうカラー診断とは別の体験が加わったことで、わずかでも得した気分になってくださればいいなと思っています。
思い切って、タイトルから1アイテムや1カラーに焦点を絞ってしまうのもアリです。
例えば、「わたし色のリップカラーを見つける」とか。「パーソナルカラーセミナー」や「カラー診断であなたに似合う色がわかる」よりも具体的で刺さりやすくはないでしょうか。
この他にも、20名程度のセミナーであれば、他の体験型コンテンツと組み合わせることも可能です。
●「カラー ✖ アロマ」
…カラー診断+自分のシーズンイメージをルームスプレーに
● 「カラー ✖ フラワー」
…カラー診断+自分の色をアートフラワーのミニブーケに
● 「カラー ✖ 骨格」
…超クイックカラー診断+骨格診断。自分に似合うスタイルを知る
日頃から組合活動に距離を感じている若い世代、女性陣にも、「その内容なら行ってみようかな」と思ってもらえるかもしれません。
【幹事の見えない仕事。少しだけ減らしたい】
シンシアカラーズでは、セミナー実施後に報告書をお作りしてお渡ししています。診断結果のデータ、当日の様子、次回に向けたご提案まで含めた内容です。
組合の幹事は持ち回りであることが多く、次の担当者への引き継ぎ資料として活用いただいているケースもございます。「前任者のレポートを見て連絡した」という今回のエピソードも、その一例です。
華やかなビジュアルや個人向けのサービスではなく、こういった実務的なサポートも含めてお役に立てることが、私どもの強みのひとつだと思っています。
【ご担当者様からよくいただくご質問】
Q. 組合や団体のイベントでも依頼できますか?
A. はい、むしろそういったご依頼を多くいただいております。企業の福利厚生イベント、組合のレクリエーション・研修、団体向けセミナーなど、幅広く対応しております。幹事の方お一人でのご相談も大歓迎です。
Q. 男性が参加しても楽しめますか?
A. はい、男性の方にも毎回好評いただいています。スーツやシャツの色選び、第一印象アップなど、ビジネスシーンでも直接役立つ内容です。今回も男性参加者から「自己肯定感が上がった」というお声をいただきました。
Q. 毎年同じ内容になりませんか?
A. 季節のテーマカラーや時事ネタを取り入れながら毎回内容をアップデートしていますので、リピートいただいても新鮮にお楽しみいただけます。今回は「夏に使いやすい青」をテーマにしたブルー診断コーナーをご用意しました。
【シンシアカラーズの組合向けセミナー・研修】
「組合の企画だから」ではなく、「あの体験がもう一度したいから」へ。その小さな変化のお手伝いができるなら、私たちにとってもこれ以上嬉しいことはありません。
組合イベント・研修・レクリエーションの企画でお悩みの幹事の方、まずはお気軽にご相談ください。「また参加したい」と思ってもらえる場を共につくりましょう。
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今回のセミナー内容や、予算・人数に合わせた出張プランの詳細は、以下の『社内研修・セミナープラン』ページで詳しくご紹介しています。ご検討の参考にもぜひご覧ください。
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