3月8日の国際女性デーは「ミモザの日」

色のおはなし 2024.03.08配信

3月8日の国際女性デーは「ミモザの日」

3月8日は国際女性デー。国連が女性の権利向上や差別撤廃を掲げ、1975年に定めました。世界的には女性に感謝を伝える記念日と考えられており、近年の日本では、男女ともにジェンダー平等について考え、アクションする日として知られるようになっています。

 

春を告げる2~3月に華を咲かせる「ミモザ」。イタリアでは3月8日を「フェスタデラドンナ=女性の日」とし、男性から普段お世話になっている女性に旬のミモザをプレゼントする風習があります。そこから3月8日は「ミモザの日」とも呼ばれるようになりました。

 

ヨーロッパの伝統色「ミモザ」

ミモザはオーストラリア原産のマメ科アカシア属の植物。葉に刺激を与えると、葉が古代ギリシアのパントマイム劇(フランス語でMime)のように動いて、葉が収縮したりするので、Mimosaという名前がついたそうです。そのミモザの花の鮮やかな黄色を「ジョーヌ・ミモザ(Jaune mimosa)」といい、1922年に色名として登場しました。

 

ミモザの花言葉は、感謝、友情、秘密の恋、秘めた恋。男性から女性だけでなく、感謝の印として日頃お世話になっている家族や友人に、日頃頑張っている自分へのご褒美としてプレゼントするのも良いですね。

 

この鮮やかでパワフルなイエローは、見ているだけで元気に、そして幸せな気分にしてくれます。

シンシアカラーズも女性活躍を推進しています

シンシアカラーズでは、カラーコンサルタントとして幾人もの女性が活躍しています。十人十色。それぞれが置かれている環境や事情は異なりますが、そんなことは至極当たり前のこととして支え合っていければと思っています。

 

この先もまたパーソナルカラー診断を通じて、女性はもちろんのこと、多くの方にご自身の個性や持ち味と向き合うことで自己肯定感を高めていただき、一人ひとりが輝く社会づくりに寄与してまいります。

 

シンシアカラーズでは、色の世界を辿りながら、そこにつながる興味深いおはなしもあわせて紹介しています。今回も最後までお読みくださりありがとうございました。

 

▶黄系の色の記事:

春分も過ぎ春本番。「菜の花色(なのはないろ)」のおはなし

 

▶3月歳時記の関連記事:

日本の春の代表色。はじまりを予感させる「桜色(さくらいろ)」

桜色とともに日本の春を代表する「柳色(やなぎいろ)」

3月の誕生石「アクアマリン」の色名のおはなし

春の萌え出る草木の緑「萌黄色(もえぎいろ)」のおはなし

春の気分を盛り上げる「桃色(ももいろ)」のおはなし

 

pagetop