3月の誕生石「アクアマリン」の色名のおはなし

色のおはなし 2024.03.13配信

3月の誕生石「アクアマリン」の色名のおはなし

3月コラムの色テーマが、ピンク、黄色、緑と続きましたので、そろそろ3月ゆかりの青系の色に思いを巡らせてところ……ありました、ありました。

 

本日のお題は「アクアマリン」。透き通った水色が美しい3月の誕生石アクアマリンの色名について深掘りします。

 

「アクアマリン」

色名で「アクアマリン」というと海に関連した名前と思われがちですが、その名は宝石のアクアマリンに由来します。

 

実際のアクアマリンの宝石を見ると色の薄いものが多いですが、色名では強い青を指します。「アクアマリン」のカラーコードにはもっと黄みを帯びた明るい色も出てくるのですが、今回はナツメ社「日本の色 世界の色」に掲載されている色をもとに紹介します。

 

アクアマリンとは緑柱石(ベリル)の一種で青いもの。 日本では水宝玉(すいほうぎょく)や藍玉(らんぎょく)と呼ばれています。アクアマリンの石の色は青から緑青まであり 、一般的には透明度のある濃い青色であるほど価値が高くなるそうです。

 

宝石には興味がないからあまり関係ないわ、と思われた方。最新の女性誌をチェックしていますと、春ということでネイビーからパステルブルーまで青系の色を取り入れた爽やかなスタイリングが登場しています。ひとことでブルーといっても多種多様。今回ご紹介した「アクアマリン」もそんなブルーのひとつとして是非覚えておいてください。

アクアマリンの石言葉「幸福・富・聡明」

石言葉。気になりますよね。自分の誕生石はいい言葉であってくれ!とついつい願ってしまいます。アクアマリンの石言葉は「幸福・富・聡明」。何とも素敵なポジティブワードが並んでいます。

 

若さと喜び、幸せな家庭の象徴とされているアクアマリンは結婚を控えた方へのプレゼントとしても人気だとか。そして日本では結婚前だけでなく、結婚4周年(花婚式)のアニバーサリーストーンでもあるそうです。

 

ここでひとつ豆知識。3月の誕生石は複数あり、珊瑚、ブラッドストーン、アイオライトもそのひとつ。調べてみると知らないことばかり。勉強になります。

 

シンシアカラーズでは、色の世界を辿りながら、そこにつながる興味深いおはなしもあわせて紹介しています。今回も最後までお読みくださりありがとうございました。

 

▶青系の色の記事:

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